4学期制はそもそも、秋入学の導入に失敗したことから代替策として計画されたものでした。濱田総長のもと、2011年7月に秋入学の導入を検討していることが発表され、2012年1月には5年後をめどに秋入学へ移行する計画が明らかにされました。しかし、京都大学などの他大学と歩調が合わなかったことや、東大内部での反対などにより、2012年10月には秋入学ではなく、春入学・卒業を維持したまま秋始業にする計画となりました。さらに、2013年1月には秋入学への移行は困難であるとし、6月には、4学期制を2015年度までに導入する予定であると発表しました。
学生に向けて新学事暦の詳細が発表されたのは、前期課程の学生向けには2014年8月1日、後期課程の学生向けには9月29日でした。このとき初めて、移行期間の取り扱いなど、在学中の学生への影響が明らかになりました。
10月15日、駒場キャンパスにて「濱田総長と語る集い―教育改革と新学事歴で学生は変わるか」というイベントが行われました。留学経験のある日本人学生や留学生と、濱田総長、3人の教授によるディスカッションの後、質疑応答の時間が設けられました。質疑応答では新学事暦に対する多くの不満が寄せられました。
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12月24日には、工学部生向けの新学事暦説明会がありましたが、導入が迫っているにもかかわらず、多くの問題点が残されていることが明らかになりました。
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